本染め職人による伝統を継承する|株式会社伊藤染工場
三代目のひとりごと
2013年3月18日
愛染明王様を参拝
3月16日、東京愛染講の方々の集まりにご招待を頂き参加して参りました。
その席には、東京及び東京近郊の染物業を営む会社の方々や生地を扱う会社の社長様、また、愛染明王をご本尊としている板橋区の日曜寺のご住職と副住職もご同席下さいました。
明けて、17日東京は快晴となり、春風そよぐ暖かな日差しの中で靖国神社の桜が咲き始め、東京の開花宣言となりました。その暖かな日に、日曜寺を訪れて愛染明王様をお参りして来ました。
全身真っ赤で、怒りの形相をしています。調べてみると・・・
愛染明王(あいぜん-みょうおう)梵名ラーガ・ラージャ。
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愛欲の煩悩がそ のまま悟りにつながる ことを示す明王。
像は一般 に、全身赤色、三目六臂(さんもくろつぴ)で弓矢などを持ち、顔には怒りの相を表す。
愛染法の本尊。
恋愛成就の神として水 商売の女性や、
「藍染」に通じるところから染め物業者の守り神として信仰される。
愛染王。
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引用
http://www.weblio.jp/
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とありました。つまり、愛情とご縁を頂ける染物の守り神様なのです。
我が社にも愛染明王の掛け軸が有り、大切にされてきましたがやっとその意味を理解することができました。
とっても優しい面立ちのご住職様。梅の木が整然と庭を埋めておりました。
来年は、この梅が満開の時に訪れたいと思った三代目でした。